2016.06.14
【SION ベスト盤「30th milestone」来週発売!~松田文 BUN MATSUDA さんの想い出】
いよいよ来週、6/22にSIONのベスト盤「30th milestone」(CD x 3枚+DVD x 1枚)がリリースされますね!というわけで、SIONと言えば、何はともあれこの方。松田文(BUN MATSUDA)さん。
最初にSIONを観たのは、1987年のこと。その当時から、文さんはSIONの隣にいました。それからずっと、SIONの横にはデン!って感じで居たので、二人は、これからもずーーっと一緒にいるもんだとばかり思っていました。でも、「ずっと変わらない景色」なんてどこにもないんですね。
最後に文さんを観たのは、2013年の野音。翌年の野音には、文さんの姿はありませんでした。
その後、SIONのブログで
音楽業界の第一線からは退いて、故郷の長野に戻ったそれぞれ別の道を歩むことを知ったのでした。以来、表立った活動といえば、苗場音楽突撃隊(@フジロック)くらいでしょうか。
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(ブログをアップした当日、ツイッターでご指摘を受けまして、赤字部分を書き直しました 06/15/2016)
文さんの単独インタビューと言うと、思い浮かぶのは、これくらい↓(2005年に発売された「中州通信」より)。
毎年恒例だったSIONとの二人旅(アコースティック ライブ ツアー)も全国各地で観ました。SIONの故郷、山口でのライブと磔磔で観たライブが特に強く印象に残っています。演奏上の息はまさにぴったり!って感じで圧巻だったけど、曲間の二人のぎこちない(?)やり取りが微笑ましかった(SIONがどれだけ、松田さんのことを尊敬しているのか、ヒシヒシと伝わってきました)。
そんな松田さんがソロ名義で残したのはこの一枚だけ。
個人的な感想ですが、Ben Harper のファーストアルバム「WELCOME TO THE CRUEL WORLD」に通じるモノを感じます。
アルバムのレビューは以下で詳細をご覧になれます。
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松田さんが参加した最後のアルバムは「Kind of Mind」(2012年)。でも、次作「不揃いのステップ」(2014年)の最後に収められている「長い間」を聴くと、過去の想い出が走馬灯のように蘇えってきます。
前述の「30th milestone」には未発表の映像や音源が収録されているとのこと。「ギター、マツダ ブン!」っていう、SIONのしゃがれた声がまた聞けるといいな♪
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