2017.09.28
今週は中々の綱渡りスケジュールということもあり、せっせと仕事に励んでおりますと、めったに鳴らない携帯電話に着電アリ。出てみると、ビジネス用として使用している銀行さんからです。
「EURO建ての送金があったのですが、ご指定口座がドル建てになっておりまして・・・」
とのこと。
通常、海外の取引先の場合、PayPal 経由でお支払いしていただくことが多いのですが、今年から携わることになったこちらのお取引先の場合、支払い方法は銀行送金の一択。というわけで仕方なく、銀行経由の送金ということで請求書を発行したのですが、指定した口座がドル建て口座だったようです。
「円転(「円転換」の略。外貨を円に換えた上で入金してくれます)して、円の口座にお振込みすればよろしいでしょうか?」
ということでしたので、「はいはい、それでお願いします」と電話を切ろうとして思い出したのです。今年の頭にオンライン上でユーロ建て口座を開設していたことを。
そこで、念の為、「円転すると手数料がかかりますよね?確か1500円でしたっけ?」とお尋ねすると、「はい、その通りです」とのこと。銀行によっては、例えば一回の取引金額が 6,000 EURO 以上の場合、手数料がかからなかったと記憶しておりますが、こちらの銀行は 金額に関係なく一回の取り引きで 1,500 円が手数料として差し引かれます。
ものはついでだと思い、「では、ユーロ建て口座に入れていただくとどうなりますか?」と尋ねてみると、「はい、(個人のお客様の場合)手数料はかかりません」とのこと。そ、それ先に教えてください!
というわけで、結局はユーロ建てで請求した案件はユーロ建て口座に送金してもらえば、手数料は不要と言うことで、今後心置きなくこちらの案件にガシガシ取り組めそうです。そういえば、昨年の夏。アメリカのメーカーさんと直接お取り引きをした際、ドル建てで請求したのですが、ドル建て口座を指定したところ、「手数料ゼロ」でした(アメリカドルの場合、一回の送金金額が 3,000 ドル以上で手数料が無料になる銀行さんもあります)。
こうしたドル建て、ユーロ建て口座を開設しておくと、1)手数料がかからない、2)自分の好きなタイミング(つまり為替の変動を見ながら)円建ての口座に引き出せる(この時も、同じ銀行内であれば手数料はかかりません)、3)中継銀行が入らない(これ話すと長くなりますので割愛します)というメリットがあります。以上、何かのお役に立てば幸いです。「えっー、そうなの!」と思った方。詳細は、お取り引きのある銀行に問い合わせてみてくださいね。僕の場合、新しいCATツールもこうした銀行さんも、まずは「えいやっ!」と一歩を踏み出してみて、自分に合ったやり方を見つけて行くのが一番だと思っています。では、仕事に戻ります(キラーン)。
PayPal についても、昔から使っておりますので、アレコレ書きたいことがあるのですが、また次回!
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