2017.06.28
【藤井一彦さん 生誕半世紀大感謝祭@下北沢 GARDEN】
2017年6月18日(日)。下北沢に着くと小雨がぱらついてきた。あいにくの空模様。空は厚い雲に覆われている。でも、気分はこの上なく明るい。口を開けると、はじめ人間ギャートルズ張りに、
「タノシミダー!」
という文字が飛び出してきそう。
この日は藤井一彦さん(from THE GROOVERS)の50回目のお誕生日。つまり、生誕半世紀!というわけで彼がこれまで一緒に演奏してきた(or している)仲間や先輩、後輩たちが一堂に介して盛大にお祝いしようということらしい。
最初に、このライブの告知を見た瞬間にオドロキました。あまりに豪華なメンツに。でも、これだけのミュージシャンたちとこれまで一緒に演奏して来たんですよねぇ。
音楽的な才能はもちろんですが、彼の人柄がとてもよく伝わってくる。ミュージシャンシップ溢れる面々がズラリと揃ったわけですが、彼がこの日駆けつけてくれた出演者全員をリスペクトしている様子がビシバシと伝わってくると共に、出演者たちも彼をリスペクトしている様子が演奏やMCからもよく伝わってきました。
この盛大なお祭りは、ソロアルバム収録曲の弾き語りでスタート。続いて、THE GROOVERS(+エマーソン北村さん)、SION(+魚ちゃん、伊藤ミキオさん)、山口洋さん、土屋公平さん…と、いつも仕事しながら聴いているアーチストが続々と登場するという何コレ!?状態に歓喜するオレ。
この日は二部構成で、途中でビデオメッセージの演出もあり。
二部も濃ゆい面々(笑)が続々と登場。石橋凌さん(ARB)、佐野元春さん、梅津(和時)さんを観るのは高校生以来。
この日、第二部のホストバンドとして登場したウエノコウジさんと
「高校生時代に戻るね~」
なんて話をされていましたが、それはこちらも同じです!
(ウエノさん、SIONが昔、広島にコンサートで来た際、警備のバイトをしていたそう)
そして、真打ちとしてチャボ(仲井戸麗市)さんが登場。
中学生の頃、学園祭で演奏したという「チャンスは今夜」に続いて、「雨あがりの夜空に」で大団円となったのでした(梅津さんの歌声、初めて聴きました~)。
本編終了時点で、既に開場から4時間経過。この日は、日帰りの身ゆえ、アンコールは断念して帰途についたのでした。
ショーが始まってすぐ、
「もっとチケット料金を高く(設定)して、もっと広い会場(赤坂BLITZ)で、やれば良かった・・・」
なんて冗談半分(本気半分?)で言った後、
「でも、ここ(GARDEN)がね。ちょうど空いていたんで」
なんて話されていましたが、観る側としては万々歳です。この上なく贅沢なショーをこの規模のハコで楽しませてもらったんですからね(チケットを取れなかった方は残念だったでしょうが)。
で、この日特に印象に残ったのはズバリ。
THE GROOVERS!
いやー、最高っす。
それから、SION! とにかくこの日もSIONの歌声&演奏は圧巻でした。いやー、夏の野音も今から楽しみです♪
これからも、藤井一彦さん、SION、THE GROOVERSからは目が離せません。
====今後のライブスケジュール====
【THE GROOVERS】
2017年9月2日(土)
開場 18:30 / 開演 19:00
2017年9月3日(日)
開場 17:30 / 開演 18:00
【SION with THE MOGAMI (池畑 潤二 / 井上 富雄 / 細海 魚 / 藤井 一彦)】
2017年8月19日(土)
日比谷野外大音楽堂 ※雨天決行
開場 17:30 / 開演 18:00