2017.03.09

【翻訳会社を使い分ける】

先週まで作業していた案件(工作機械の取扱説明書)がひと段落。で、今週は定期便(Memsource 指定)で、あるウェブサイトのローカライズ案件の作業を先ほど終えたところ。それ以外には、直接お取り引きしている地元のお客様(土木関連)のところに打ち合わせに出向いたり。で、今日から来週までは普段とは少し異なる仕事(映像関連)&他を予定しています。

約 一週間の間に異なる4社の仕事を次々と、というかときには同時進行でこなしていることになります。私には「これだ!」という専門知識はありません。その代り、契約書と特許以外の分野については、お話をいただいて原文を確認したうえで、可能な限り対応するように心掛けています。

普通に考えると、ある1つの案件または同じ顧客の案件を継続的かつ長期的に作業している方が効率がいいのですが、正直なところ、同じ案件を数週間にわたり作業していると、高いモチベーションを維持し続けるのが難しいときがあります。

そんなときは、登録している翻訳会社を使い分けてリフレッシュしてみると、いいかもしれないと最近気づきました。一般的には、自分の得意分野でトライアルを受け→合格すれば登録→仕事をいただくという流れが常套手段なのですが、今後自分が進みたい異分野や最近興味がある他の分野でトライアルを受け、その分野で登録しておくのです。

もちろん、複数の取引先とやり取りすることになるので、フリーではあるあるというか宿命とも言える「仕事が重なるときは不思議なくらい重なる」ということも発生しますが、上手にやりくりすれば、自分で翻訳会社を使い分けて、仕事をしながら気分転換を図ることも可能です。 

一字一句漏れなく訳出するのも翻訳。その一方で、原文の意図をくみ取った上で大胆に創作しちゃうのもこれまた翻訳です。同じ「翻訳」でも、必要とされるスキルが異なることから、自分的にはかなりリフレッシュできます。