2016.06.20

【The Jayhawks (ジェイホークス) 新作「Paging Mr Proust」をリリース!】

先週末、仕事を終え、ツイッターをボケーっと見ていると、おぉ!なんと藤井一彦さん(THE GROOVERS)が The Jayhawks の「Save it for a Rainy Day」のミュージックビデオをツイートされていました!
 
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好きなアーチスト(→藤井さん)が、自分が好きなバンド(The Jayhawks)を期せずして取り上げていてテンションMAXに!(三宅伸治さんを観に行ったとき(@磔磔)、ケブモやジョンハイアットが開演前に流れていたときも嬉しかったなぁ…)

普段は、南部の音楽大好き人間ですが、ミネアポリス出身の The Jayhawks は本当によく聴きました(2000年に発売された「SMILE」までは手元にあります)。早速、調べてみると、紆余曲折あったようですが、現在も活動中。

彼等の音楽は、「オルタナティブ・カントリー」と表されることもあるようですが、個人的には「カントリー・ロック」という言葉の方がしっくりきます。メンバーの変遷などを見ていきますと…。

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2011年の9月にリリースされた「Mockingbird Time」では、オリジナルメンバーであった Mark Olson が劇的に復帰(’95年にリリースされた名盤「Tomorrow The Green Grass」以来)。元々は同年1月に初期の作品が再発されたことを受けて、Louris、Olson、Perlman、Grotberg そして O’Reagan のラインアップでショートツアーを行ったのがきっかけだったそう(なんと、’86年のリリース当時には2千枚しかプレスされなかった「Bunkhouse Album」も初CD化)。→早速、ポチりました

その後、ツアーはこのメンツで2012年の秋まで続き、北米や欧州を中心に100本以上の公演を行う。が、このツアー後、ゲイリーとの関係が「ギクシャクした」ことを理由にマークが再度脱退。

2014年になると「 Sound of Lies (1997年)、「Smile (2000年)」、「Rainy Day Music (2003年)」が再発(&LP化!)され、Louris、Perlman、O’Reagan、Grotberg、Johnson というメンバーでツアー&レコーディング。

そして、R.E.M のギタリスト Peter Buck らをプロデューサーに迎え、スタジオアルバムとしては通算9作目となる「Paging Mr Proust」が 4/29 にリリースされたのでした!

オフィシャルページを見ると、5/20から7/末までツアーの日程がびっしりと組まれています。そして、6/10 @ Lee’s Palace、6/11 @ Horseshoe Tavern の記載が!(トロント公演)。わー、これは観たかったです。前者の会場では、Lisa Loeb や Brother Cane、後者の会場では、Ben Harper や Jason & The Scorchers、さらには、Ron Sexsmith を観た思い出深い会場です (いずれも、’95年~’96 年の話)。ちなみに、「Lee’s Palace」はライブハウス然とした会場ですが、「Horseshoe Tavern」は一見すると普通の Bar。でも、お店に入って横に伸びた長いカウンターを通り過ぎると、奥にこじんまりとしたステージが広がっています(地下にトイレがありますが、楽屋も地下にあるらしく、開演前のベン(&バンドメンバー)らに遭遇してびっくりしたっけ)。

昔からのファンにとっては、マークに思い入れがあるでしょうが、バンドは生き物ですからね。進化していく過程で、メンバーチェンジもやむを得ないでしょう。現在の The Jayhawks の音は、ぜひ自分の耳で確かめたいと思います。でも、こうして往年のバンドが第一線で活躍していてくれるのは嬉しい限りですよね♪

<<最新作より>>
The Jayhawks – Quiet Corners & Empty Spaces

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☆「Mockingbird Time」(2011年) *Mark Olson 復帰時

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