2016.06.01

【「海外の取引先って、支払い(不払い)とか心配じゃありませんか?」に対する私的回答】

と聞かれる度に思うんです。「国内の取引先って(だけで)、そんなに安心できますか?」って。

もちろん、取り引きを開始するにあたっては、ありとあらゆる情報を収集して相手が信頼できるかどうかを判断します。

でも、残念ながら、どのような事業を営むのであれ、取り引きをする上でこの心配って付きまとうものだと思います。

「同業者の紹介だから大丈夫!」、「(相手が)○○の会員企業だから大丈夫!」、「先方のオフィスを訪問して顔も合わせているから大丈夫!」、「もう長い付き合いだから問題ない!」と思っているアナタ。

残念ながら、どれ1つ頼りになりません。
ましてや、「国内の取引先だから、大丈夫!」というのは単なる幻想に過ぎません(断言します)。
 

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何故なら、

「不払い?(または支払いの遅延)、そんなのは自分には関係ないなぁ・・・」。

と思っていたのは何を隠そう私自身ですから・・・。

個人で事業を営んでおり、過去10年以上「不払いに遭遇したことがない」という方も中にはいらっしゃるでしょう。

でも私が不払いに遭遇した相手は、海の向こうにある、「海の物とも山の物ともつかない」相手ではなく、日本の東京の港区にあった会社だったのですから。

しかも、それまで売り上げの半分弱を占めていた相手だったのです(トホホ…。)。

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ちなみに現時点で不払いに遭遇したのはこの会社だけです。私の場合、この”事件”を機に、皆さんが一般的に抱く、

「海外の取引先って、支払いとか心配じゃありませんか?」
ではなく、

「国内の取引先って、支払いとか心配じゃありませんか?」

となり、さらには

– 国内の取引先に対する不信感が募ったこと
– 英日翻訳をメインにしていったこと
– リーマンショック後、単価の引き下げの打診が相次いだこと

などを理由に、海外の取引先をガンガン開拓していったのでした。

もちろん、今現在、取引先と良好な関係を構築している方も多いと思いますので、いたずらに不安をあおる気持ちは毛頭ありません。

でも、冒頭の質問を耳にすると、 国内も海外も、取り引き期間の長いも短いも関係なく、入金予定日に入金がなかった場合に備えて、どのようなアクションを起こすべきか知っておいて損はないと思います。

で、私の場合、「その後、どうしたのか?」。
これについては、「翻訳者、不払いに遭遇する(仮)」てなタイトルで、コトの発端から紆余曲折を経て、どのような結末を迎えたのか書いてみたいと思います。