2015.04.07

【海外のオンラインショップを利用する(その2)】

今回は、【海外のオンラインショップを利用する(その1)】の続編で、
「②海外で再発された輸入盤を探す」について書いてみようと思います。

今回のお目当てのCDはコチラ:

「DEMONSTRATION」 by Cats In Boots (1988年リリース)
(「デモンストレーション」 by キャッツ イン ブーツ)
*副題は「イースト ミーツ ウエスト」。

バンド紹介ではないので、バンドのプロフィールについては詳しく触れませんが、
’87年1月に聖飢魔 Ⅱ を脱退した後、大橋隆志氏が中心となって結成された
日米混合のHR&Rバンドです。

「日本のロックバンドを辞めて海外に渡る~そしてバンド結成!」
というニュースに当時、胸を躍らせた方も多かったと思います。
(もちろん、わたしもそのうちの一人です)

「1988年」の発売ということは、もう25年以上も前の作品です。
当時、レコード(6曲入り)は BRONZE AGE というレコードショップから発売され、
その後、ポリドールからCD(7曲入り) が発売されました。

2015011408580000

手前にある「ソノシート」(懐かしい…)は、当時の月刊誌「ロッキンf」7月号の付録です(CDは、ボーナストラックとして、この「HEAVEN ON A HEARTBEAT」を収録)。

バンドは、このアルバムリリースに伴い日本国内でクラブツアーを行い、
その成功を受けて、米国でのデビューにつながります。

そのメジャーデビュー盤(「Kicked & Klawed」 ’89年秋発売)はCDで持っており、
時々聴いていました(今聴いても色褪せていない魅力的な楽曲が揃っています)。

ただし、このデモンストレーションはLPでしか持っていなかったため、
恐らく20年以上は聴いていませんでした。

が、数年前、どうしても聴きたくなり、国内や海外のオンラインショップで中古盤を探してみましたが、
どれも倍くらいの値段がついていました。

http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B00DYR0J6G/ref=sr_1_3_twi_1_aud_olp?s=music&ie=UTF8&qid=1428378876&sr=1-3&keywords=Cats+in+boots

★最安値は(4/7時点)、「3,446円」+350円(配送料)」となっています。

そこでいつものように海外のオンラインショップを見てまわっていたところ、
以下のショップにたどり着きました。

「DEMON DOLL RECORDS」
http://www.demondollrecords.com/

取り扱い商品を見ると、80~90年代に活躍した懐かしいバンドが出てきました。
その中に、目的のアルバムがありました!

http://www.demondollrecords.com/products/cats-in-boots-demonstration-east-meets-west-2011-reissue?variant=337507286

商品の説明を読むと、

「2011年にデジタル リマスター盤として再発」

され、

「ヴォーカルのジョエルからライセンスを受けた正規品」

とあります。

現在は、「$14.99」で販売されているようですが、私が購入した2013年の9月の時点では、
「$12.99」でした(当時のレートは、$1 = 102円前後)。

「おおっー!」と思った次の瞬間には、ポチッと注文しておりました。
その時の明細が ↓ です(一部加工しております)。

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 配送手数料が、「$7.25」と高いのは少し痛いですが、今回は、

「$20.24=2,065円(送料込み)」(当時のレート@102円)

で無事入手することができました!

アマゾンのマーケットプレイスで購入した場合、「3.796円(送料込み)」ですので、
「1,731円」安く購入できたことになります。

四半世紀の時と海を越えて、やってきた一枚がこちらです。

CIMG1127

めでたし、めでたし。

となるところですが、1点だけ補足です。
こちらのCDはあくまでも「輸入盤」となります。

そのため、「帯」や「日本語の解説」はありません(歌詞カードはあります)。
国内盤のCD(「デモンストレーション」)には、おそらく当時のレコード同様に
ライナーノーツが封入されていたと思います。

今回のように、海外で再発されたCDを入手する場合には、この点だけ
あらかじめ承知しておく必要がありそうです。

次回は「マーケットプレイス」や「海外のオンラインショップ」利用時のトラブル
その対処方法(というよりは、私の体験談)について書いてみたいと思います。

ps.ちなみに大橋隆志さんは今でも非常に精力的に活動しています。数年前から、活動の拠点を再度米国に移し、ライブ活動やアルバム制作に取り組んでいます。私は、聖飢魔 Ⅱ の「The End of the Century」発売時のライブハウスツアー以来、観てないのですが、近々また彼の音に触れてみたいと思っています。

【大橋さんのツイッターのアカウントです】

TAKASHI O’HASHI
@0084guitar